事業再生コンサルティングのスペシャリストを目指せる環境です。

緒方 仁亮

2023年中途入社/事業推進部

2015年3月に同志社大学法学部を卒業後、福岡の地方銀行で法人営業担当として8年間勤務した後、アーリークロスに入社。

悩み多き中小企業の経営者に寄り添う

担当する業務についてお聞かせください。

事業推進部で主に事業再生を担当しています。業績が低迷、悪化している中小企業の経営改善をご支援する業務です。

中小企業の経営者は会社と社員のことを大切に考え、一生懸命に経営をしています。特に経営不振に陥っている際は事業の先行きのこと、金銭面、従業員の雇用など多くの不安や悩みを抱えます。「経営者は孤独である」と言われることが多いように、誰にも相談できずにいる経営者も多いです。

そんな経営者に寄り添い、一緒になって経営改善と課題解決策を考え、実行できるまで伴走する。これが私の仕事です。

実態把握から計画の策定、継続的な支援まで

具体的にはどのようなスキームで事業再生を進めていくのでしょうか。

【1.実態把握】
経営者を中心に経理責任者や後継者など、企業のキーマンとなる方々にお会いして、事業内容や現在の業況についてヒアリングを行います。

【2.調査・分析】
企業に提出いただいた決算資料や売上データ等をもとに、財務面・事業面から分析を行います。そうして作成した調査報告書を経営者と共有し、キーマンとともに企業の課題を見出します。

【3.経営改善計画策定】
足元の業況をもとに、経営改善に向けた数値目標計画を作成します。その際、数値だけでなく抽出した経営課題を解決するためのアクションプラン(行動計画)を明確にします。

【4.予実管理】
ここからが継続的な支援のフェーズとなります。計画の進捗状況を確認・共有し、適宜アドバイスを行い、新たな課題発生時の対応策の検討などを随時行います。

事業再生の計画策定ができれば終わりというわけではなく、実際に経営改善実行できるまで伴走支援することが仕事です。それだけに、数値に改善が見られたときは、まるで自分のことのように嬉しいです。

金融機関で得た知識と経験が、現在の業務に活きる

アーリークロス入社前は金融業界で働かれていたんですよね?今の業務に活きていることはありますか?

金融機関(福岡の地方銀行)の法人営業担当として融資業務を中心とした、地域企業の創業支援や事業拡大、資金繰り改善に要する資金調達のご支援を行っていました。コロナ禍の影響で業績が悪化した企業は多く、追加融資や返済リスケジュールなどの提案営業も行いました。また、新規事業計画や販路拡大、M&A支援などにも携わってきました。

融資支援をする際には企業の足元の業況把握から、将来の事業計画把握、財務状況や信用力の分析・調査をし、与信判断をする必要があります。これらの業務で培った財務や金融の基礎知識と経験は、現在の経営改善業務に応用することで、活かせていると思います。

金融機関勤務時代から様々な業種業界、異なる事業規模の経営者と対話してきました。現在の業務も経営者や金融機関とのコミュニケーションが大切です。その点で、金融業界出身者は事業再生業務と親和性が高いと感じています。

中小企業経営者にとって「経営の一番のパートナー」に

これから先アーリークロスにとって、また社会においてどのような存在でありたいと思っていますか。

向上心を持ってさらにスキルアップし、事業再生のスペシャリストを目指していきたいと思います。

実際にロールモデルにしているのが上長で事業推進部 部長の西村です。西村は事業再生分野でトップレベルの知見と実績を有しています。その下で日々知識と経験の積み上げができるので、自身の成長を実感できます。

また、経営に関して多くの悩みや不安を抱えている中小企業の経営者の方に寄り添い、一緒になって経営改善と課題解決のサポートをしていきたいです。
「経営の一番のパートナー」と感じてもらえる存在でありたいと考えています。

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