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消費増税は延期されたけど・・・まだまだ生きてる「軽減税率対策補助金」

先日、消費税の10%への増税が2017年4月から2019年10月まで2年半延期されることが決定されました。これに伴い、食料品等に対する軽減税率(8%)の導入も同様に延期されることとなりました。軽減税率の導入にあたってはレジの買い替えやアップデートが必要になることから、軽減税率の対象となるような食料品等を扱う事業者には、買い替えの補助金が出ておりました。消費税増税は延期となりましたが、この補助金については引き続き募集されておりますのでご紹介させて頂きます。

軽減税率対策補助金とは? 

軽減税率対策補助金とは、複数税率に対応できるレジを新しく導入したり、対応できるように既存のレジを改修したりするときに使える補助金です。レジ1台につき、最大20万円が補助されます。この補助金の画期的なところは、レジ専用機だけでなく、タブレット端末(iPadなど)をレジとして利用する場合にも補助金の対象となることです。例えば、AirレジのアプリをiPadにインストールして、レジとして利用する場合、iPadは1/2、周辺機器(レシートプリンタ等)は1/3の補助金が出ます。タブレット型のレジへの変更を検討していた方は、今回の補助金を機に変更されてはいかがでしょうか。

 

対象となる企業は?

この補助金を申請をするには、2つの要件を満たす必要があります。一つ目が、中小企業者・小規模事業者であることです。例えば、飲食店であれば、資本金5,000万円以下または従業員が100名以下である必要があります。そしてもう一つが、軽減税率対象となる商品・サービスを取り扱っていることです。今回の補助金は複数税率に対応することが目的ですので、軽減税率対象商品を扱うことが要件となっています。軽減税率対象商品の代表例としては、酒類以外の食料品です(外食除く)。そのため、食品の小売/卸売をしている事業者だけでなく、テイクアウトや出前をしている飲食店も対象となります。逆に、これらの取扱いがない場合には対象外となりますのでご注意下さい。

 

魅力的な補助金ですが、消費税の延期に伴い凍結されてしまうことも考えられます。お申し込み予定の方は念のためお早めに動くことをオススメします。

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