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大学編入した元・専門学生が長期インターンに参加して感じたこと

自己紹介

税理士法人アーリークロス 長期インターン生の西川 魁一 (にしかわ かいち) と申します。

2024年4月より、税理士法人アーリークロスへ新卒入社の予定です。

現在大学4年生で、入社から1年弱が経過しています。私は専門学校を卒業した後、大学に3年次編入で入学したため、周囲よりも交友関係が広くないことや知識の少なさ、そして何より就職活動への不安を大きく感じていました。そんな中、応募した長期インターンシップによって私の税理士業界に対するイメージやこれからの将来に向けたビジョンが明確になりました。

アーリークロスのインターンシップに興味を持っている方、現在学生で就職活動に不安を抱いている方は是非参考にしていただけると幸いです。

インターンに参加した動機

私が税理士業界に興味を持ったきっかけは、専門学校で簿記の勉強をしたことです。

簿記を学習するまでは、経済・経営に関することを学びたいというざっくりとした目標はあったものの、これから何がしたいのか・学んだことを活かすことができる職業はどのようなものなのか明確ではありませんでした。しかし、簿記を学んでいたときに「これを仕事にしたい!」と思うようになり、職種を調べた結果、目に留まったのが税理士業界でした。

またもう一つの理由として、前述した「大学編入」があります。大学編入は2年次までの単位が認定制となっており、3年次編入をした私の単位数はお世辞にも多くありませんでした。編入することができて安心したのも束の間、単位取得や就職活動など周囲についていけるのかと色々な不安がありました。しかし、周囲の学生と違う状況下で周りと同じことをしていても仕方がないという考えに至り、早期から就職活動を行う決心をしました。

こうした興味・関心や自身に対する危機感から長期インターンシップに応募し、参加させていただくこととなりました。

これまで経験した業務

私がこれまで経験してきた財務支援部、経営支援部での業務内容に加えて、大変だったことや成長できたことをお伝えしたいと思います。

財務支援部研修

財務支援部はクラウド会計を使用し、クライアントの方々の月次経理代行や税務申告を行います。また、年末調整や確定申告等の対応もしている部署です。財務支援部では、主にクラウド会計を利用した経理代行業務や試算表チェックに携わりました。

大変だったこと

まず、クラウド会計やペーパーレスなどのシステムを理解することに苦戦しました。とにかく聞いたこともない言葉がどんどん出てきます。特にシステムに関しては入社初日はほぼ分からなかった記憶があります。

そのほか勉強と実務では大きく異なることや、これまでに見たことがない勘定科目などもあり最初は戸惑いました。

成長できたこと

財務支援部での長期間にわたる研修を通して、PCスキルの向上と経理における基礎知識の定着ができたと思います。

前述のとおり、私は2年間大学ではなく専門学校に通っていたため、PCに触れる機会が周囲に比べて少なかったと思います。実際にインターンに参加して周りとのスキルの差を痛感しました。しかし、研修に参加する中で「前回よりも30分早く経理作業を終わらせることができた」、「タイピングテストの得点が上がった」といったように結果が目に見えるようになり、この研修によってスキルが向上したということを実感することができました。

また実務に携わる中で、勉強ではあまり意識することのない税金の知識や試算表の見方を学ぶことで、自身に不足しているスキルが明確になりました。このような経験ができたことは、インターンシップに参加したからこそだと思います。

経営支援部研修

経営支援部は財務支援部とは異なり、資料の作成ではなく試算表の説明や、財務・会計・税務に関するコンサルティングを担当している部署です。

経営支援部では、税金の基礎知識の学習(以下ナレッジ)・面談同席・ロールプレイング(以下ロープレ)の同席をしました。

大変だったこと

とにかく覚えなければいけないこと、知っておかなければいけないことの幅広さに圧倒されました。税金によって納付時期が違うのはもちろんのことですが、特例があったり様々な控除があったりとこれまで知らなかったことが波のように押し寄せてくる感覚でした。

面談やロープレに同席した際は、直接クライアントの方々とお話しする仕事だからこそ用意しておかなければいけない情報や、話し方などのテクニックの多さに驚きました。インターンのため、実際に発言する機会は少ないですが緊張感や責任を身をもって感じることができました。

成長できたこと

税理士業は、税金のことだけ知っていればいいと思っていた考え方が変わりました。

ナレッジや面談の同席を通してクライアントの方々は税金だけでなく、お金に関することを質問したいと考えている場合があるので、それに応えるのも必要なことであると知ることができました。もし何も知らないままであれば、未だに業界に対するイメージは変わっていなかったと思います。基礎的ではありますが、このような考え方を変えるきっかけを今回のインターンでいただいたと思っています。

また、「源泉徴収」や「年末調整」などこれまでアルバイトをしていて聞いたことはあるけれど何のことかよく分からなかった仕組みについての理解を深めることができたり、所得税の控除の学習で103万円までしか働けないと言われている理由をしっかりと知ることができたりしました。身近なところにも活かすことができる研修の機会をいただけたと思います。

【おまけ】南オフィス勤務(財務支援部研修)

インターンは通常、天神本社または事務センターで勤務しますが、諸事情により、2カ月間だけ春日原にある福岡南事務センターで勤務を行いました。  ※業務内容は財務支援部研修です。

大変だったこと

ここでの業務の一番の特徴は、天神本社にいる指導係の方とリモートでやりとりを行ったことです。天神で勤務していた際は、気軽に相談できたことを遠隔で行われなければならず、擬似的に在宅勤務をしているような経験でした。

成長できたこと

チャット上での連絡が多かったことは大変でしたが、文章を書く力がこの時期にかなり向上しました。

直接お話しすることができず、モニターを一緒に見ながら疑問点を質問できないといった状況で、どのようにすれば疑問を分かりやすく伝えることができるのか、また伝えたいことは明確に記されているのかといったことを意識するようになりました。

アーリークロスでは在宅勤務をされている方も多いので、これからの働き方に対応していくために文章力の大切さを体感することができました。また、在宅勤務の良さも少し分かった気がします。

長期インターンを検討している方へ

以上が私がアーリークロスに入社してから経験した業務になります。他にも電話対応研修や書類のデータ化作業など多くの業務を経験することができました。

私は長期インターンシップに参加したため、たった2年の大学生活を満喫できていたかと言われると自信を持って「はい」とは言えません!(大学の行事はほぼ参加していません。。)

ですが、「充実しています」と自信を持って言えます。大学在学中に社会に近づくことができる機会はそう多くないと思います。大学生のうちにそのことを知り、実践することができる機会がインターンシップだと感じました。前述した様々な部署での大変だったことや苦労したこと・悩んだことは、本来であれば入社後にしか気付けなかったことです。それを在学中に知ることができることは入社までに改善する時間の猶予ができるということだと思います。それが大学生という限られた時間にある特権だと私は考えています。

様々な不安や葛藤があると思いますが、スタートは早ければ早いほどいいものだと思うので積極的にインターンシップに参加してほしいと思います!

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